やさしいおねえさん。おねえさんやさしい。

はぁーん・・・・昨日は働いてるフロアでの飲み会だったよー。
平日から酒飲める（まあ、毎日晩酌してんだけど）のはいいが、
お付き合いの飲みはね～。ビミョーだよね～～～～


日曜日に、割とテンション高めに脱稿・入稿したんだけどさ。
昨日、仕事中にケータイに着信が。
とりあえず出る。



「あ、どうも～、日ごろより大変お世話になっております、出版会社の○○です。」
入金とかちょっと不安だったから、それかな？と思ったら違うという。


「実は、お送りいただいた原稿で、フキダシの中に写植うってないのがあったので確認でした。」

送る前に一連チェックはしていたので、
「まあ、それほど重要なコマじゃなければいいや」と思って、
何ページのセリフが抜けているのでしょうかって聞いた。

お姉さん「はい。３０ページです。」






まあ・・・ね・・・。
何を隠そう、ほぼ1年かけて描いたのは私だからね・・・（一応）。
この時点で、ちょい「ただごとじゃねーぞ」感はあったんだけどね・・・。


おねえさん「３０ページの一つだけ・・・小さいフキダシの
その・・・・セリフ？だけ抜けています。セリフというか、その、単語・・・だとは思うんですが・・・」



私が出す予定の本。ほんのりエッチな５０ページ。
それの３０ページ目っつったらさ。


まあ、確実に何がしかの接触（性的な）はしてるよね。



電話もらったのが職場だったし、自宅で受けていたとしても、
控えのスキャンとか取ってなかったから、
「こういう場面のこういうセリフだ」とはわからなかったのだが。

おねえさんに、どうすればいいでしょうか？ってきいた。


おねえさん「とても小さいコマでして、鉛筆書きのセリフが書いてあるのですが、
消しゴムでずいぶん薄くなっていまして。」



おねえさん「『ん』と書いてあるようなのですが・・・・。」





確実にいやらしい接触してる場面です、本当にありがとうございました。


おねえさん「『ん』の写植は、このページに偶然『ん』が使われているので、
そのフォントをそのまま入れますが、大丈夫でしたか？その確認でした。」



はは・・・それで・・・・・・それでお願い致します・・・。



おねえさん「さらにですね、よぉ～～くみると、どうやら『ん』の後に、
小さい『ッ』か、『、』があるようなんですが・・・。」





や、やめてぇええええええええ！！！！！！！
もうやめてぇえええええ！！！！
帝王のＨＰ（ライフ）はゼロよ！！！！！！！




おねえさん、とってもやさしかった。
とってもやさしかったけど私、処刑された。




とりあえず、『ん』だけにしてもらいました・・・（今思えば、小さい『ッ』くらい入れてもらえばよかった）



いやぁー、アレだね・・・・。
なんていうか、やっぱ、印刷所の中の人って、
何だかんだ、原稿バッチリ読んでるってことだよね割と死にてぇ


最後の方とか、おねえさん、半笑い（苦笑）でセリフ言ってくれたからね・・・・。